また、マイラバを聴きたくなった

構想からレコーディング完成まで3年、20年の時を経て辿り着いたものはデビューアルバム「evergreen」を現代の解釈でリプロデュースした「evergreen+」と6年振りとなるニューアルバム「re:evergreen」とを対峙させたことでコンプリートされた上質なポップミュージックのパッケージが完成!!

Message

My Little Lover : akko
私は20年かけて学んだ多くの想いを、20年目に出会ったこのアルバム「re:evergreen」に託しました。人は諦めない限り、ずっと成長し続ける。そして私はずっとそう在りたいと強く願います。そんな私の想いがいつか、心の中の永遠の緑を映し出して、少しでも多くの人に届きますように。。
小林武史
僕にとって特別なアルバム「evergreen」と20年ぶりに向き合うことで、音楽人として、ポップミュージックの深い素晴らしさに触れたように思います。結果としてマイラバの王道とも言えるアルバムが出来上がったと思います。自分にとっての究極のポップアルバムを作りたかったのですが、結果このアルバム「re:evergreen」で果たせたような気がします。

Album

20th Anniversary Album - re:evergreen
2015.11.25 release
2015.10.28 映画「起終点駅 ターミナル」主題歌「ターミナル」デジタル先行配信
Disc.1 - re:evergreen

01. wintersong が聴こえる

02. pastel

03. 星空の軌道

04. 今日が雨降りでも

05. バランス

06. 夏からの手紙

07. 舞台芝居

08. 送る想い

09. ターミナル

10. re:evergreen

Disc.2 - evergreen

01. Magic Time

02. Free

03. 白いカイト

04. めぐり逢う世界

05. Hello, Again ~昔からある場所~

06. My Painting

07. 暮れゆく街で

08. Delicacy

09. Man & Woman

10. evergreen

1995年にシングル「Man&Woman / My Painting」でデビュー、2nd シングル「白いカイト」3rd シングル「Hello, Again〜昔からある場所〜」をリリース、 そして1stアルバム「evergreen」が300万枚のセールスを記録し当時社会現象を起こした。
さらに勢いは止まらず、2nd アルバム「PRESENTS」、3rd アルバム「NEW ADVENTURE」が次々とミリオンセールス記録。akkoの透明感あふれる歌声が多くのリスナーの心をつかんできた。今年5月からは、デビュー20周年となるanniversary Year を迎えており、11月7日公開される直木賞作家・桜木紫乃原作、映画「起終点駅ターミナル」の主題歌「ターミナル」をMy Little Lover が担当する。
それに合わせ10月28日にこの主題歌「ターミナル」を先行配信リリース、さらに11月25日には20周年を飾るメモリアルなニューアルバム「re:evergreen」を発売予定。今作は、小林武史全面プロデュースによる豪華ゲストミュージシャンを迎え、"小林本人こんなに生楽器を多用したアルバムはない"という程贅沢なアルバムが制作されている。
ターミナル 2015.10.28 Release
映画「起終点駅 ターミナル」主題歌「ターミナル」
デジタル先行配信

COMMENT

小山薫堂(放送作家・脚本家)
「evergreen」という言葉は、
まさにMy Little Loverのためにある。

20年愛され続けているMy Little Loverの魅力のすべてが、
今回のアルバムに詰まっていた。
岩井俊二(映画監督)
かつて「Hello, Again」をラジオで聴いたとき、
新しくて懐かしい気分に一瞬心奪われたあの感覚を今も忘れない。
あれから二十年。My Little Loverの新譜を聴いている。
新しくて懐かしい。なにも変わっていない。
そういえばハロー・アゲインのサブタイトルは「昔からある場所」であった。
伊藤歩(女優)
My little lover 20周年
本当におめでとうございます。
武史さん、Akkoさんに初めてお会いしたのはスワロウテイルのナレーション録りで訪れた、ロサンゼルスのスタジオでした。
大好きなMy little loverに逢えた瞬間は、今でもはっきり覚えています。
スカイブルー、オレンジ、まっしろな雲、あたたかい記憶が蘇ってくる・・・このマイラバアルバムを聴きながら懐かしい
思い出をゆっくり辿ろうと思います。
斎藤工(俳優)
自分にとって「evergreen」ほど心躍り 心落ち着くアルバムは無い
いつ聴き直しても”あの頃”に戻るし
同時に”今”の自分にも新鮮に降り注がれる
そんな名盤が時空を超え 更に進化し
新たな「re.evergreen」と言う素敵な作品と共に現代にやって来てくれた

この”再会”の様な
新たな素晴らしい出逢いに心から感謝したい
信藤三雄(アートディレクター)
まるでマイラバのデビューアルバム"evergreen"が発売された時、既に決められていたかの様な"re:evergreen"、なんていいアルバムタイトルなのでしょうか!
そもそも僕達は永遠なるもの、あるいは永遠に古びないものをずっと探し続けて来たのかも知れません。
そして"evergreen"の発売から20年が経った今、そのタイトルが持つ深い意味に今更ながらやっと気付くのです。
そして自分の暮らしてきた日々と重なりあいながら、フラッシュバックするのです。
「えっ?いつの間にそんなに時間が経ったの?」と、反対に「想えば遠くへきたもんだ」的な感情もあり……
「だけど僕は何も変わってないんだけどねぇ~」というアンビバレンツな思いが交差します。
時間とはいったいどんな領域にあるのでしょうか?
そして”re:evergreen”。evergreenの再生です。
なんて夢があり、希望があり、深い言葉なのでしょう。
my little lover,re:evergreen!
CDジャケットのビジュアルも螺旋を描きながら、元の位置の何層か上の場所に着地しました。
南流石 (振付演出家)
20年前、奇才小林武史が、華麗に産み落としたMy Little Lover。
あの頃の・温度・景色・様々な想いとともに、今を重ねる事ができるこのアルバムは「よくぞっ!!待ってましたっ!!」と、きっと誰にとっても宝物となるでしょう。
そして、akkoさんの唄声は・時を経て・更に心地よく・更に衝撃・です!!
松田美由紀(女優 / 写真家)
聴いている人の子供の子供まで聴くように。
ずっと唄い続けて下さいね。おめでとうございます!
箭内道彦(クリエイティブディレクター)
透明は、天賦。

天賦は見出される義務を負い、それを衆に与える使命を持つ。

待ち焦がれていたことに、その声を聴いて気付く
様々な季節を経た二十度目の秋。

おかえりなさい
マイリトルラバー
JUJU(シンガー)
「Hello, Again ~昔からある場所~」を初めて聴いた時に私の中にじわじわと湧いた高揚感を、20年前のことだなんて思えないくらいに、昨日のことのように覚えています。
evergreenな音楽が「re:evergreen」で更なるevergreenに!最早evergreenの極み!!
今回のアルバムを聴きながら私の永遠の緑を真剣に探そうと思いました。
My Little Lover 20周年本当におめでとうございます!!
高城れに(ももいろクローバーZ)
新品の白い靴の上にコーヒーをこぼしてしまった。そんな時にでもこのアルバムが生活の中で流れていたら、冷静に 落ち着いて対応できる。
どんなシュチュエーションでも生活の中に自然にフィットするような、爽やかな気分にしてくれる、そんなアルバムです!
篠原哲雄(映画「起終点駅 ターミナル」監督)
大空に漂う浮遊感や飛翔感、大地にしっかり根を生やすような安心感、人にとって失ってはならない芯なるもの、そして生きていく中で感じる普通に息を吸うことの大切さ。
マイラバの息づかいともいえる「粋」な楽曲たちは、映画「深呼吸の必要」そして「起終点駅 ターミナル」を特別な場所に導いてくれました。感謝の念を忘れません。
20周年、おめでとうございます!
小滝祥平(映画「起終点駅 ターミナル」プロデューサー)
evergreenを聴いた20年前、背中を押されるように勝手に脚本をこしらえた。
研修医を終えたばかりの森下佳那が、ひょんなことから離島の無医村に赴任。
医療と格闘する毎日の中、彼女が人間と、命そのものにまっすぐに向き合い、生きることの真実を知る物語。
もちろんラストの空撮にはevergreenが流れている。
でも、どうしても主人公を演じる女優さんが思いつかない。佳那がいない。
そして20年。
今また、re:evergreenを聴く。
佳那は当時の彼女のままだった。背丈も髪型も、そのまなざしも変わらない。
ただ、どうも女医ではなさそうだ。少しだけ年齢も重ねているような気がする。
どこか逞しさという魅力も身につけている。
なら、新しい彼女を知るために何度もこの曲を聴いてみよう。
そして、新たな脚本をまた勝手にこしらえてみよう。
もちろん、ラストの空撮に流れるのはre:evergreen。
今度こそ、そのスクリーンの中央に立つ佳那を探し当てたいと思った。

LINER NOTES

My Little Loverがデビュ-し、トリプル・ミリオンを記録した『evergreen』がリリ-スされて、まもなく20年。
アニバ-サリ-・イヤ-に相応しく、新曲「タ-ミナル」の配信リリ-スが報じられた。でも、さらなるビッグ・ニュ-スが待っていた。一部の音源を差し替えるなどして、あの名作が新たに 『evergreen』へとブラッシュアップされるとともに、新曲のレコ-ディングが続けられて、『re:evergreen』が完成したのである。

収録数はともに10曲。ラストにタイトル・ソングが配され、対を成すこの2作には、どんな関係があるのだろう。小林武史は言う。
「"+"に関しては、20年前の演奏を振り返りつつ、再びセッションする、じゃないけど、そうしてベストを尽くすことで20年の時をリンクさせることが出来たと思っています。そして新作の"re"は、まさにこの言葉の通り"返信"。音楽への愛情を持って新たにアルバムを作るという作業を通じての"返信"ですね。」

ところでakkoは、どんな想いで今回のプロジェクトに臨んだのだろうか。
「この20年間、色々なことがありましたが、学べたこと、成長出来たこと、でももっと成長したいと思う部分も含め、自分を俯瞰で見られるようになったのは確かです。『evergreen』に関しては、スタジオで新たな息吹を加えている作業を見ているうちに、今の自分が歌ったらどうなるだろう?という興味がわいたので、試しに小林さんに相談してみましたが、あっさり却下されました(笑)。ただ小林さんから新作の構想を聞かされ、"むしろ当時のままのほうがいいんだ"と納得しました。新曲たちの制作に関しては、『evergreen』自体が肯定的なアルバムだったので、"あまり変化球的な要素は要らないのでは?"など、色々と相談しつつ、詰めていきました。」
贅沢なことに、レコ-ディングはすべて生演奏で行われた。Bank Bandの面々、そして若手のミュ-ジシャン達。彼女はスタジオのマイクの前で、「その幸せを噛みしめながら歌いました。私が大好きな、ノリノリでアッパーな曲もありますよ」と笑顔で答えてくれた。

確かに『re:evergreen』のなかの「pastel」は、デビュ-曲「Man & Woman」にも通じる運動神経の良さを感じさせる。
若手の起用がハマった「夏からの手紙」の疾走感も心地良い。一方、「送る想い」はBank Bandの思慮深い演奏が楽曲に奥行き与えている。
これからの季節にピッタリの「wintersongが聴こえる」では、小林流のウォ-ル・オブ・サウンドが輝く。いずれの曲にも、ここにしかないポップ・マジックが炸裂している。

最後に小林に、改めてMy Little Loverの20年を振り返ってもらった。
「あれから20年…。でも…、ここ5年間くらいで急速に、音楽が情報化していったでしょ? このままだと何かの添え物になってしまいそうな気もしたんです。今回、生でやったのも、まず音楽の良さ、その魅力を追求していくことが大事だと思ったからなんですよ。人間が生きてく上での自然との繋がりもそうだけど、音楽も同じでね。声や楽器同士が共振、共鳴し、"伝わりあっていく"ことの大切さというか、それを届けたかったんですよね。でもやってみてつくづく感じたのは、想いはずっと繋がってる、ということ。そもそも『evergreen』を作った時も、何かを完結させた意識はなくて、あのアルバムのエンディングから今回へと、前を向いて進んでいくイメ-ジのまま、見事に繋がっていったんですよね」
「evergreen」の歌詞のなか に、"永遠の緑は 心に広がっている"というフレ-ズが出てくる。ならばあの場所から根を伸ばし、場所は変わったけど同じ命で繋がっているのが 『re:evergreen』かもしれない。そして『re:evergreen』にしても、さらなる命を生み出す序章に過ぎないのだ。

Text by NOBUAKI ONUKI

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